Data Visualization Platform V2: あらゆる企業に使いやすい可視化ツール is a case study by HDWEBSOFT. Industry: 小売. Services provided: 開発. Technologies used: ビッグデータ, Node.js, Python, MySQL, Power BI, クラウド. Solutions: Webポータル. HDWEBSOFTは、複数部門で共有できるデータ可視化プラットフォームV2を開発し、多様なデータソースの横断分析、ダッシュボード作成、レポート共有を実現しました。

小売ビッグデータNode.jsPythonMySQLPower BIクラウド

Data Visualization Platform V2: あらゆる企業に使いやすい可視化ツール

米国の大手小売企業は、複数の事業部門で共通利用できる汎用データ可視化プラットフォームを必要としていました。複数データベースへの共通クエリ、可視化の作成・管理・共有を支える仕組みが求められていました。

業界
小売
技術スタック
ビッグデータ, Node.js, Python, MySQL

米国の大手小売企業は、複数の事業部門で共通利用できる 汎用データ可視化プラットフォーム の構築を目指していました。このプラットフォームには、異なるデータベースに対して共通のクエリ方式でアクセスできること、さらにユーザー自身が可視化を作成・管理・共有できることが求められていました。

そこで同社は HDWEBSOFT に開発支援を依頼しました。私たちは、技術的な柔軟性だけでなく、実務部門でも日常的に使いやすい操作性を両立することを重視しました。

このプラットフォームは Vue.js、Node.js、ElasticSearch などのモダン技術を用いて構築されました。各事業部門の要件に応じてカスタマイズしやすく、大規模データを扱ううえで必要な拡張性とパフォーマンスも確保しています。

導入後、クライアントは意思決定の質を高め、顧客理解を深め、経営層向けに共有できるレポートやダッシュボードを効率よく作成できるようになりました。

このケーススタディは、HDWEBSOFT が企業ごとの業務要件に合わせて、実用性の高いデータ活用基盤を構築できることを示しています。

機能

このデータ可視化プラットフォームには、以下の主要機能があります。

  • データソースブリッジ: 複数のデータベースに対して同じクエリロジックでアクセスできるため、異なるデータソースを横断した分析がしやすくなります。
  • 可視化ビルダー: ユーザーは、さまざまなチャートやグラフを作成し、用途に応じて表示方法を調整できます。
  • 可視化管理機能: 作成した可視化を保存し、フォルダで整理し、他のメンバーと共有できます。
  • ダッシュボードビルダー: 管理済みの可視化を組み合わせて、複数指標を一画面で確認できるダッシュボードを作成できます。

課題

開発にあたっては、いくつかの重要な課題がありました。

  • モダン技術の活用: Vue.js、Node.js、ElasticSearch などは高機能ですが、適切な設計と実装方針がなければ運用が複雑になりやすい点がありました。
  • 複数データベースへの対応: 異なるデータ構造を持つ複数のデータベースを扱うため、堅牢な接続・抽象化レイヤーが必要でした。
  • 使いやすいUIの実現: 技術部門以外の利用者でも迷わず扱える、分かりやすい操作体験が求められました。

ソリューション

これらの課題に対して、チームは次のような解決策を採用しました。

  • jQuery、HighCharts、Vue.js の特性を踏まえたUI設計の最適化: 高度なUI表現と使いやすさのバランスを取りながら、実務で扱いやすい構成を目指しました。
  • Vue.js の整理されたコード構造: 保守性と将来の機能追加を見据え、拡張しやすいフロントエンド構成を整えました。
  • 機能・性能・保守性のバランスを取ったクエリ設計: 必要な分析要件を満たしつつ、性能面と長期運用のしやすさも両立させました。
  • Google Cloud Platform Kubernetes Engine へのデプロイ: 本番運用でのスケーラビリティと管理性を高めるため、クラウドネイティブな構成を採用しました。
  • Atlas MongoDB の採用: 拡張性・信頼性・セキュリティを備えたマネージドデータストアとして活用しました。
  • Node.js と Hapi フレームワーク: 柔軟かつ安定したバックエンドを構築するために採用しました。
  • Python Django: 一部のアプリケーション処理や画面側の構成に活用し、成熟したフレームワークの利点を取り入れました。
  • ElasticSearch: 大規模データのインデックス作成と検索、さらに集計処理にも活用し、可視化の元となる分析性能を支えました。

ビジネス成果

Data Visualization Platform V2 は、クライアントに対して次のような成果をもたらしました。

  • 高い再利用性: 1つの共通基盤を複数の社内アプリケーションで活用できるため、個別ツールの重複開発を避けられました。
  • マイクロサービスによるコスト最適化: アプリケーションを独立した小さなサービスに分割することで、拡張性を高めながら運用コストの抑制にもつながりました。
  • 自動データ同期: 異なるデータソース間の同期を自動化し、手作業の入力を減らし、データ精度の向上に寄与しました。

総合的に見ると、このプラットフォームはクライアントにとって非常に価値の高い基盤となり、時間とコストの削減、データ精度の向上、意思決定支援に大きく貢献しました。

結論

Data Visualization Platform V2 プロジェクトは成功裏に完了しました。小売企業は、より深い顧客理解と、各部門に合わせた柔軟なダッシュボード活用を実現できるようになりました。

チームは Kubernetes Engine を利用して Google Cloud 上へプラットフォームを展開し、Atlas MongoDB をデータストアとして活用しました。これにより、将来的な拡張にも耐えうる安定した運用基盤を実現しています。

この事例は、HDWEBSOFT がクライアントの要件に合わせて最適な技術構成を提案し、業務に根ざしたデータ可視化プラットフォームを構築できることを示しています。自社向けのカスタムデータ可視化基盤をご検討中でしたら、ぜひご相談ください。

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