クライアントは、ウェディングフラワー提案書作成ソフトウェア を必要としていました。目的は、営業チームと運用チームが顧客向け提案書をより短時間で作成できるようにし、煩雑な手作業や分散した情報管理を減らすことでした。
この取り組みにより、顧客がウェディングフラワーパッケージをオンラインで購入する可能性も検証できました。新しいプロセスでは、ユーザーは 15〜30分程度 で提案書を作成できるようになり、従来よりも大幅に効率化されています。
一方で、業務データは複数のデータストアに分散しており、単一の信頼できる情報源 が存在しない状態でした。そのため、提案書管理を一元化し、ウェディング案件の作成・更新をより迅速に行い、顧客データの傾向も把握できる基盤が求められていました。
HDWEBSOFT は、この要件に対して、今後の拡張も見据えたカスタムソフトウェアとしてソリューションを構築しました。
機能
- 顧客問い合わせ情報の収集: ウェディングフラワーに関する顧客からの問い合わせ情報を集約し、後続対応につなげます。
- 提案書管理: 提案書の作成、更新、管理をより整理されたフローで行えます。
- カタログ作成・管理: 商品カタログと各アイテムを管理し、提案内容に反映できます。
- Shopify 連携: 提案業務とEC基盤をつなげ、販売プロセス全体の整合性を高めます。
- 継続的な機能拡張: 当初はシンプルなアプリケーションとして始まりましたが、運用要件に応じて機能を段階的に拡張しています。
課題
- 複数ユースケースに対応できる柔軟設計: 将来別の業務シナリオにも対応できるよう、拡張性を考慮した設計が必要でした。
- 既存データの移行負荷: 既存データを今後も使える形で取り込む必要がありましたが、データの整合性が低く、移行作業は手間のかかるものでした。
- AWS Lambda のクォータ制約: アプリケーションは Serverless Framework 上の AWS Lambda で構築されており、処理量が増えるとクォータ上限に達するケースがありました。そのため、システムをより小さな機能単位へ分割する必要がありました。
当社の AWS Lambda & Serverless Development についてもご覧ください。
ソリューション
- Google Slides を用いた提案書表示: 提案内容を分かりやすく視覚的に提示する方法として Google Slides を活用しました。
- 提案管理の一元化: 分散していた情報を統合し、ウェディング案件の作成・更新をより迅速に進められるようにしました。
- 分割可能な serverless アーキテクチャ: クォータ制約や将来の拡張に備え、アプリケーションを小さな機能グループへ分けやすい構成を採用しました。
ビジネス成果
- 提案書作成時間の短縮: 1件あたりの提案準備時間を 15〜30 分程度に抑えられるようになりました。
- 運用の一貫性向上: 分散していたデータと業務フローを整理し、管理しやすい状態に改善しました。
- オンライン販売モデルの有効性を確認: ウェディングフラワーパッケージをオンラインで販売できることを実証する一助となりました。
結論
このプロジェクトは、HDWEBSOFT が業務特化型の カスタムソフトウェア をゼロから構築できることを示しています。AWS Lambda と serverless アーキテクチャ を活用しながら、提案作成をより速く、より一貫性のある業務プロセスへと改善しました。
当社の Custom Software Development および Software Outsourcing Services もぜひご覧ください。